【このエントリーは会社員時代に書いた記事のリブログです。】
実は前回の『Web制作者的 お客さんに実はお願いしたいこと(Vol.1)』が、予想以上に(同業者様からの)反響が大きく、なんと1日のアクセス数の過去最高を10~15倍くらいの数字で更新してしまいました。。。(お客さん向けのブログなのに)
どうもTwitterの人々が引用したり紹介したりしてくれてたみたいで。自分でもびっくりです。

なんじゃこりゃ!自分でもびっくり…推定同業者さんからのアクセス殺到。。。
なにはともあれ、Vol.1を読んでくださった皆様、ありがとうございます。
ということで調子に乗りまして、ホームページご依頼のお客様にお願いしたいあれこれ Vol.2をお送りします。
この記事のもくじ
4.せっかくWordとかで作った原稿、FAXじゃなくメールで欲しいです。
結構長い文章を書いてくださる方がいます。大変ありがたいです。
でも、惜しいんです!
わざわざ時間をかけて打ち込んだ書類、印刷してお渡しいただくと、同じ分量の打ち込みを、また私も同じ分だけしないといけないんですよ~
あえて、2人の人間が同じ手間を2回かける必要はありません。
データのまま、メールとかで送ってください!
そしたら、制作期間は(多少は)短縮されますから!
中には、メールは苦手・・・という方もいると思いますが、その場合はあらかじめ相談してもらえれば大丈夫です。
いろんなデータのやり取り方法がありますから。
(まぁ、これに関しては仕方の無い部分も多いです。面倒ですが黙って打ち込んだ方が結果的に早かったりする場合もありますし。)
5.よそのサイトから文章を拝借しても、バレてますよ(笑)
4.の流れで、なんですが。
お客さんが大変長文の原稿を書いてくださって、それを打ち込むのが大変だな・・・と思ったとき、私が必ずやっていることがあります。
それは、「文頭の1行でGoogle検索」!
そうすると・・・・
似たようなトピックの文章が見つかったりしますので、非常に参考になります。
時には、目の前にある資料と一字一句違わない文章が検索でhit!!
お客さ~ん、さも頑張って書きましたみたいな雰囲気でいらっしゃいながら、よそのサイトをコピペしたのバレバレですよ~
近年、多くの学生自由研究やレポートをネットでコピーした文章で提出して、みんな同じような文章で個性が無いというような事が言われたりしています。
でも、大人だって大差ないじゃん、とひそかに思っちゃたりします。
文章が苦手な人もいます。その時はあらかじめ相談してください。ちゃんと手伝いますから。
でも、「文章作るよ!」と言われれば、こっちも甘えちゃいますからねそのまま気付かないふりして使っちゃうか、どうするか結構迷います・・・。
自分の場合は文章の趣旨を変えずに、文面アレンジしたりすることが多いですが、それでも元の文章を書いた方がもしそれを見ればきっと分かるんだろうなぁ・・とは思います。
しかし、文章の場合はアレンジが可能なのでまだいいです。
ごくまれにですが、よそのサイトの画像と全く同じ非常に良く似た画像を(たぶん無断で)もらったときの心境の複雑さです。
確証があるときは「お客さん、よそのサイトの画像は・・・」と言いますが、確証がないときはお客さんを信じるよりありません。
えーっと、パクリサイトのレッテルを貼られたとき、痛手を受けるのは依頼側も制作側も双方なので…。
こっちも気をつけますが、お客さん側にも著作権とかいろいろなことについて、関心を持っていただけるとありがたいものです。
6.メモやFAXは読める字で書いてやってください。
これに関しては、自分はどっちでもいいんです。
なぜなら自分は「激しく乱れた字を正しく解読するスキル」を身に付けているからです。
Web制作はまだまだひよっこかもしれませんが、このスキルだけは全国の名だたるクリエイターさんとも互角にわたり合える気がします。
(と、いうのはいささかオーバーかもしれませんが・・・)
しかしながら、多くのWeb制作スタッフが(Web以外でもそうだと思いますが)、お客さんからもらった原稿の字が読めなくて苦労した経験を持っているはずです。
(特に年配のクライアントさんや、お医者さん、歯医者さんに多いです。達筆な方が多いので・・・。)
まぁ、直接「すみませんが、これって何とお読みするのでしょうか?」って訊いちゃえば済む話なんですが。
なんとなく、お手間煩わせてる感じで恐縮だったり、あまりに読めない箇所が多すぎると何となく気まず~い感じになったり(逆に字の読めなさをコミュニケーション材料にするという上級テクもありますが)、出来れば訊かずに済むなら済ませたいところです。
あ、あとけっこう困るのが、原稿をウラ紙に書いてくれる方が多いのですが、ひっくり返すとなんかの名簿とか、個人情報がいろいろ書かれた書類だったり・・・。
そういうところの機密意識が低い方がまだまだ多いので、自分たちが少しでもご指導・意識改革のお手伝いをしないといけないなぁ、と実感させられます。
まとめ。
今回のシリーズは同業者からの反響が大きいですが、本当は業界以外の方にたくさん読んでいただきたい文章です。
ちょっと、おこがましい気もするのですが、これをかる~い気持ちで読んで、
「あ~、ネットの業界の人も大変なのね~(笑)」くらいに思っていただければ、
そして、「こんなこと2回にわたって書いてるなんて、Web屋さんも案外ヒマね」って思われてもOKなんで、少しでもWeb制作者のことを「人間らしい生き物」として身近に感じていただければ、これ幸いです。
Vol3以降は…思いつき次第また書くと思います。
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