CPI共用サーバにWordPressを”手動”でインストールする手順メモ

CPI共用サーバにWordPressを”手動”でインストールする手順メモ

2011年7月21日

CPI共用プランで、「容量無制限」ってのが出ましたね。『シェアードプランZZ』ってやつです。
私が普段お手伝いしている某社さんで新規でサーバ借りるときはCPIが多いですね。
ZZプランの質はどうなのかってことまでは分かりませんが、そりゃ月数百円クラスのものよりは信頼できるでしょうってことで。電話サポートもあるし。あまり深くはきかないで。

とりあえず、今回CPIのシェアードプランにWordPressを入れるってのを初めてやったのですが、そのままつっこむだけだとダメなんで手順をメモしておきます。

※インストーラーは使いません。WordPressのバージョンが最新じゃないので。
インストーラー使ってからアップデートするなら以下の作業は要らないのですが、単にインストーラというもの自体が私の肌に合わないってだけの話で。

1.デフォルトのphp.iniの設定を上書き(文字コードをUTF-8に)

CPIコンパネ
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CPIはデフォルトの文字コードがEUCなので、UTF-8に変えてやります。
変更部分だけじゃなくてデフォルトのphp.iniをそのまままるごとコピーして使うべしって言われたので、コントロールパネルにログインし、

ホーム > お客様情報 > プログラムのパスとサーバの情報 > PHP iniの設定情報
の部分から、デフォルトのphp.iniの内容が見られるので全文をテキストファイルにコピペします。

そして、

mbstring.internal_encoding = EUC-JP

mbstring.internal_encoding = utf-8

と、1ヶ所だけ変更して、php.iniとして保存。これをドキュメントルートにUPします。

2. .htaccessを用意し、数行追加

必要な記述は、

  1. AddHandler x-httpd-php*** .php (PHPのVerは5.3.6か5.2.8を選べる)
  2. suPHP_ConfigPath /usr/home/zz******/html/ (zz****の部分はユーザーID)
  3. Options +FollowSymLinks (mod_rewriteを使うため)

の3つ。

WordPressが標準で吐き出す記述も含めて、最終的にこんな感じになります。
[html]
#CPI専用設定
AddHandler x-httpd-php536 .php
#または AddHandler x-httpd-php528 .php (使うPHPのVerを記載)
suPHP_ConfigPath /usr/home/zz******/html/
Options +FollowSymLinks

# BEGIN WordPress
<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine On
RewriteBase /
RewriteRule ^index.php$ – [L]
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d
RewriteRule . /index.php [L]
</IfModule>
# END WordPress

<Files ~ ".ini">
deny from all
</Files>
[/html]

最後にphp.iniへのアクセスをはじいてやる感じで完了。
自分で書く指定は、# BEGIN WordPress の上か # END WordPress の下に書かないと、なんかの拍子にWordPressによって勝手に消されてしまうので注意。

##ちなみに
ZZプランでは、DBはMySQLだけでPostgreSQLはないようです。WPみたいなブログ・コーポレートサイト用のCMSならいいけど、用途によって検討すべし。