さくらのクラウドの中に、ウェブアクセラレータというサービスがあります。
必要に迫られて触ってみたらこれが結構よくて、WordPressでも便利に使うためのプラグインも出ていたので、これは紹介せねば!と思って書いています。
ちょっと名前が長いですが、これは要するにCDN = コンテンツデリバリーネットワーク(Content Delivery Network)のことです。
画像やCSS, JSなどのリソースを外部キャッシュサーバからの配信にすることで、サイト表示時の負荷を減らすことができます。
CloudflareやAmazon CloudFront、Jetpack利用者だとPhotonあたりが比較的メジャーでよく紹介されるCDNですが、国内サービスかつ、安定のさくらさんということで、初めてCDNを使ってみようかなという方にはこのさくらのクラウド ウェブアクセラレータがおすすめです。
現在サイトデータを置いているサーバ(オリジンサーバと呼びます)がスペックの低いレンタルサーバで、読み込み速度が出なくても、画像などのリソースだけでも外のキャッシュサーバからの配信にすることで体感速度がかなり早くなることがあります。
しかもWordPressサイトでさくらのクラウド ウェブアクセラレータを使用する場合、公式ディレクトリ登録プラグイン「wp-sacloud-webaccel」を使うと本当にお手軽です!
wp-sacloud-webaccel
今回はwp-sacloud-webaccelプラグインを使って、手っ取り早く画像データのみを さくらのウェブアクセラレータで発行されるサブドメイン https://(固有の文字列).user.webaccel.jp/ 経由の表示に変更する手順を紹介します。
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