Macのデスクトップ通知がリアルタイムで来ない原因がマルチディスプレイだったという話

Macのデスクトップ通知がリアルタイムで来ない原因がマルチディスプレイだったという話

コロナ禍以降オンラインミーティングが当たり前に普及し、週に何本も(たまに1日何本も)ミーティングが入り、その合間を縫って本来やるべき制作業務や事務作業をこなす毎日です。

お恥ずかしい話なのですが、普段1人で黙々と仕事をしていると集中モードに入ってしまい、ミーティングの時間をすっぽかしてしまうという大失敗をしでかしてしまうことがありました。
15分前までは覚えていたのに、10分前に電話がかかってきて対応していたら・・・😨気付いたときには手遅れ😱・・・という失敗は二度と繰り返したくないものです。

そこで、Googleカレンダー上で通知を設定し、Mac上でデスクトップ通知が届くようにしたのですが。。。

Macの「通知センター」をいちいち手動で開かないと通知が確認できないのです。

これじゃ意味がない!!

Mac OS の通知設定をいろいろといじってみても、いっこうにリアルタイムで通知が来ません。
途方に暮れかけたところで、変更したのがここの設定。

MacOSのシステム設定内「通知」で「ディスプレイのミラーリング中または共有時に通知を許可」をオンに

ここがオフになっていると通知がリアルタイムで来ない
MacOSのシステム設定内「通知」

本来この設定は、プレゼンやミーティング等で画面を映してるときに、通知が割り込んでこないようにする設定です。なので当たり前にここはOFFにしていました。

しかし私の作業環境は、トリプルディスプレイになっています。

MacBook本体ディスプレイ+外付けディスプレイ2枚なのですが、本来仕様上、外付けモニターは1つしか対応しないモデルです。
そこで、「Anker 564 USB-C ドッキングステーション」で接続し、DisplayLink Managerを使ってトリプルディスプレイを実現しています。

こういう画面構成になっています

どうやら、DisplayLinkを使ったマルチディスプレイは「画面共有」という扱いになるようで、MacOSのシステム設定内「通知」の設定では、「ディスプレイのミラーリング中または共有時に通知を許可」をオンにしないといけなかったようです。

設定を変更して、やっと通知が即時届くようになりました。

やっと通知が届いた!

おまけ:自動で多重通知

Google Apps Script を使って、予定の15分前、3分前、1分前、開始時刻の合計4回通知が自動で設定されるようにしました。
すべての予定がこの頻度で通知されると煩わしいので、すでに登録されている予定のうち、名前に「ミーティング」「MTG」「タスク」を含むものを対象に、通知を追加設定するというスクリプトです。

生成AIに、「こういうの作って!」といえばものの数秒でコード書いてくれるので、ほんといい時代になりました。

結局、AIがどんなに進化してもボトルネックは人間だなぁというのを実感する日々です。

いくらAIが進化しても、人間はすぐすっぽかす。

現場からは以上です。