最近の若い子、って言葉はあんま好きじゃないから使いたくないんだけど。
小学校とか中学校からネットが当たり前にある、いわゆる「デジタルネイティブ世代」にありがちかもしれないと思ったこと。
そして、決して若い人だけじゃなくて、年齢にかかわらずそういう人っているよねと思ったこと。
「模倣」と「まるパクリ」の区別が出来ない人が多いんじゃないかなぁ。
コレを書くきっかけはこういう実体験から
先日、後輩にWebデザインの練習目的で、
「コレと全く同じデザインのラフ作って!」
って言ったら、
なんと、素材までコピーしてたしかに全く同じものが出来上がってきたという衝撃を味わったんですねー
で、今度は別の案件で、「忘・新年会のお知らせのコメントを載せる」ってのがあったのですが、
どうにも的を得ない文章を書いてるなー・・・と思い、
「どっか他のお店のお知らせ欄とか参考にした?」
って聞いたら、
「してないです」
との返答。
(しかもコレと同じ会話、過去に5万回くらいしてるんだけど)
そこは真似しないんだ!っていう。
その中間はないのかい!って思わずツッコミたくなってしまいましたよ。
オリジナルを目指すなら、模倣をたくさんしたらいいと思うんだけど
例えば、便宜的に以下の3つに分類したとして。
- 「オリジナル」=何も参考にせず作ること
- 「模倣」=まねして自分で作ること
- 「まるパクリ」=何のアレンジもせずにそのまま流用すること
最終的に目指すところが「1(オリジナル)」だとしても、
それが出来るようになるには「2(模倣)」をたくさん繰り返さないといけないわけで。
天賦の才能を持った人じゃなくて、フツーの人なら。
どうも、「2(模倣)」の重要性を分かってないか、頭では分かっていても実行できてない人がいたりするのだと思います。
それか、「2(模倣)」と「3(まるパクリ)」の区別がついてないか。
高校とか大学のレポートでネットの情報のコピペ(=「3(まるパクリ)」)が問題になっている昨今だけど、ネットから得た情報でも自分なりにうまくまとめられれば立派なコンテンツ(=2)だと思うのね。
でも、「2(模倣)」じゃなくて「3(まるパクリ)」になっている人が多い。
なんかその辺のさじ加減が上手くない人って、デジタルネイティブ世代に多い気がするし、もっと上の世代でも意外といたりするような気もします。
まぁ私程度の身分で偉そうなことは全く言えませんが、駆け出しの時は
- 「習うより慣れろ」
- 「習うより倣え」
この2つは実践していくといいのではないかなと、個人的に思うのでありました。
取り止めがなくなってきたので、おしまい。