「ブログが続かない!」って人へ 【前編】誰が読むの?[self reblog]※情報古いです

【このエントリーは会社員時代に書いた記事のリブログです。】
今日は、ブログの話。

いわゆるブログブームというやつが一気にきたのが2004年くらいだったでしょうか。
その後、ブログは一時のブームから、一般的な情報公開ツールとして世に定着しました。

しかしながら。
「よし!ブログやろう!」
と思い立ったものの、なかなか更新出来ずに気が付けば更新されずに放置…

そんなブログの数の多いこと!

少し古いですが、2008年のデータによると、開設されたブログの実に80%が更新されず放置されているといいます。(出典:ITMedia 2008/7/4

実際のところはブログを続けられるかどうか、というのは本人の性格とか、純粋に物書きが好きかどうかとか、そういうのに左右されるので、「これをやれば必ずブログを続けられる!」ってのはないんですが。

でもそれじゃ身も蓋もないんで、ブログをやるうえで意識した方がよいと思うことを3回シリーズで書きたいと思います。

その1:誰に読ませるか

ブログを開設する時にまず考えるべきこと。

「誰が読むの?」

このターゲッティングを間違えば、まずブログは続きません。

ブログ開設の第一歩は、まず「どんな立場を演じるか」を決めることから始めるとよいと思います。
誰に読んで欲しいかを決めれば、書くべき内容は自ずと決まってきます。

逆にここが曖昧だと、ブログを続けるモチベーションが徐々に下がっていく人が多いみたいです。

【ターゲッティングの例】
(私的な場合)
・普段から仲の良い友人とのコミュニケーション
・普段なかなか会えない友人への近況報告
・同じ趣味を持つ人々(マニア仲間等)との情報交換やコミュニケーション
・同じ会社や部署内での情報共有、コミュニケーション
・誰の目も意識せずただ自己満足のために書く
・自分のメモ、備忘録として使う

…など。

私的ブログのポイントとしては、
・自己満足でも全然OK
・読者は自分ひとりでも全然OK
・ネガティブ発言全然OK
・更新してないのも何かのメッセージ

これが、お客さんや取引先さん、不特定多数の人を読者ターゲットとするなら少し面倒で、
・更新してないとイメージダウン…
・お客さん目線で書かないと…
・下手なことを書くと中傷や炎上も…
など、気にする人がけっこういます。
(個人的には上のようなことを気にし過ぎるナンセンスだとは思うのですが、やはり個人ブログとビジネス用ブログを履き違えているのを見ると気になります)
でも根底は私的ブログもビジネス用ブログも同じで、何か伝える必然性や欲求があるから書くもんなんです。

しかしながら現実はそうはいかず。
商売上のブログ(社長ブログ、スタッフブログなど)に関しては、

「やった方がいいと言われたから」
「なんとなく、やらないといけない気がして」
「ホームページの検索対策やアクセスアップになると言われたから」

というような、何とも消極的な理由の方が多いのも現実です。
これで、続けろという方が無理って話になっちゃいます。

あ、でも誤解しないでください。
なんとなくでブログを始めるのが悪いと言いたいのではありません。
なんとなくで始めた方が、少しでもブログを続けやすくするためのアドバイスをするのが今回の記事の目的ですから。

読者ターゲットが曖昧な人は、まずはムリヤリにでも作りましょう。

ちなみにこのブログの想定している読者ターゲットは…

・うちの会社のお客さん&お客さん予備軍
・インターネットやパソコンについて詳しくない人、苦手意識を持っている人
・ITやWeb業界は何だかよくわからんと思っている人

という感じです。

これが例えば医院や治療院の先生であれば、
・どこの院がいいか迷ってる人
・先生が優しそうな院に行きたいと思ってる人
・少しでも自分に合う治療法を探している人

カフェオーナーであれば、
・まったりできる空間を探している人
・コーヒーのおいしいいれ方を知りたい人
・自分もカフェオーナーになりたいと思っている人

といったところでしょうか。

具体的であればある程良いです。
詳しくは後述しますが、いっそ頭に浮かんだ実在の人物をひとり決めて、その人に読んでもらうことを想定して書くってのもアリです。
かく言う自分も、記事ごとにある特定のお客さんを想定して書いたりすることがあります。
「あ、そういえばあの人こんな事で困ってたな~」ってな感じで。

出来るだけ具体的にターゲッティングした結果、ターゲット外の読者にも楽しんでもらえるブログになるはずですから。

さて、今回まずは無理やりにもターゲッティング。
次回(中編)では、ブログの目的を再確認し、記事を書く時のコツなんかを自分なりにご紹介します。