このたび無事に公式ディレクトリに登録された「mypace Custom Title Tag」プラグインは、エントリーのタイトルタグを任意の文字列に書き換えられる、超シンプルな機能のプラグインです。
All in One SEO Packほどヘビーな機能は不要、タイトルタグだけ手軽に書き換えたい人におすすめです。
特に、大曲さんの「Meta Manager」プラグインや「WP Sitemanager」プラグインのメタ編集を使っていて、
「メタだけじゃなくタイトルも変えたいんだけどなぁ…。」
という人に適しています。
(というかそのために作りました。なので、タイトルタグの編集機能しか付けてませんし、それ以外の項目を増やす予定もありません)
▼ダウンロードはこちらから、もしくはダッシュボードから「mypace Custom Title Tag」で検索してインストールしてください。
4年以上前、タイトルタグの編集についてはこういう記事を書いていますが、header.phpにいろいろ書くのはもう古いノウハウなので、できれば乗り換えていただければと思います。
「プラグインを使わずに」ってのはただのバズワードみたいなもんで、別に同じ処理をするならテーマのfunctions.phpだろうがプラグインだろうが負荷は大して変わらないです。プラグイン減らしてもfunctions.phpに色々書いてたら一緒ですし、拾ってきたコピペコードやオレオレコードからいらん脆弱性をつくってしまうケースもあるので、一概に「プラグインが減ればいい」みたいな考えは捨てましょう。
公式ディレクトリ申請にあたって
機能的には先日書いたエントリー「WordPress4.1以降でカスタムフィールドを使い、投稿ごとにタイトルタグを自由に編集する方法(フィルターフック使用)」のままなのですが、
公式ディレクトリ申請用に直した主な箇所としては
- カスタムフィールドを使う部分では、add_meta_boxで自前のフィールドを追加するようにした
- 関数名を見直し、functionだけで組んでたものをclass化
if( !function_exists() )
やif( !class_exists() )
で関数の重複チェックを追加
あたりです。
自前メタボックスの実装は以前献本いただいた『サイトの拡張性を飛躍的に高める WordPressプラグイン開発のバイブル』を参考に実装しました。nonce検証など、自分だとなかなか難しい部分については、この本のサンプルコードを使わせてもらいました。
classを使った書き方は今まで自分でやったことはなかったのですが、今後のことを考えるとfunctionだけでがんばるのはきつそうな感じしたので、この機会にやってみました。
フックのかけ方や引数の渡し方が、class内だとちょっと変わるってことが最初分からなくて超苦労しました。できてしまえばなんてことはなかったんですが。(Codexのサンプルコードに助けられた)
ということで晴れて公式ディレクトリプラグイン作者になれました^^;