解説1.パスや文字情報を出力する
使用中のWordPressに関するさまざまな情報を、文字列として出力します。
具体的には、パスや管理画面で設定したブログ情報、など。
()の中に引数を入れて使います。
引数はいくつかありますが、初心者さんなら以下の5つをとりあえず理解すればいいでしょう。
bloginfo(‘url’): このWordPressサイトのURLを出力。
または- bloginfo(‘name’) : 管理画面の設定>一般設定>サイトのタイトル に入れた文字を表示。
- bloginfo(‘description’) : 管理画面の設定>一般設定>キャッチフレーズ に入れた文字を表示。
bloginfo(‘template_url’): 使用中テーマファイルのURLを出力。
bloginfo(‘stylesheet_url’): 使用中テーマのメインスタイルシートファイルのパスを出力。
bloginfo(‘template_url’) について補足
WordPressでは、通常の静的なサイトと違って、テーマファイルのパスと実際に表示されるパスが違います。
例えば、通常なら##さらに補足
3.0以降は以下の記述が推奨されています。
→ または
→
→
関連リンク
テンプレートタグ/bloginfo – WordPress Codex 日本語版
コード記載例:(URLがhttps://mypacecreator.net で、mypace_customテーマを使用した場合)
//現在の推奨 <img src="<?php echo esc_url( get_template_directory_uri() ); ?>/img/header.jpg" /> //以前の書き方 <img src="<?php bloginfo('template_url'); ?>/img/header.jpg" />
↓
出力後:
<img src="https://mypacecreator.net/wp-content/mypace_custom/img/header.jpg" />
ここが通常のコーディングとWPテーマのコーディングの違いですね。
まぁ、最初から絶対パスで書いても一緒なんですけど。
あと、bloginfo(‘stylesheet_url’) はそのテーマのstyle.cssへのパスを出力します。
記述例:
<link rel="stylesheet" href="<?php echo esc_url ( get_styleseet_directory_uri() ); ?>" /> //以前の書き方 <link rel="stylesheet" href="<?php bloginfo('stylesheet_url'); ?>" />
と、
<link rel="stylesheet" href="<?php echo get_template_directory_uri(); ?>/style.css" /> //以前の書き方 <link rel="stylesheet" href="<?php bloginfo('template_url')/style.css; ?>" />
はどちらも
<link rel="stylesheet" href="https://mypacecreator.net/wp-content/mypace_custom/style.css" />
を出力します。
※CSSファイルは2015年1月現在、wp_enqueue_style関数を使って出力することが推奨されています。