WordPress初心者さんがまず覚えないと困るテンプレートタグBest5(+α) ※若干情報古め

WordPress初心者さんがまず覚えないと困るテンプレートタグBest5(+α) ※若干情報古め

2010年12月20日

解説1.パスや文字情報を出力する

使用中のWordPressに関するさまざまな情報を、文字列として出力します。
具体的には、パスや管理画面で設定したブログ情報、など。
()の中に引数を入れて使います。

引数はいくつかありますが、初心者さんなら以下の5つをとりあえず理解すればいいでしょう。

  • bloginfo(‘url’) : このWordPressサイトのURLを出力。
     または 
  • bloginfo(‘name’) : 管理画面の設定>一般設定>サイトのタイトル に入れた文字を表示。
  • bloginfo(‘description’) : 管理画面の設定>一般設定>キャッチフレーズ に入れた文字を表示。
  • bloginfo(‘template_url’) : 使用中テーマファイルのURLを出力。
  • bloginfo(‘stylesheet_url’) : 使用中テーマのメインスタイルシートファイルのパスを出力。

bloginfo(‘template_url’) について補足

WordPressでは、通常の静的なサイトと違って、テーマファイルのパスと実際に表示されるパスが違います。

例えば、通常なら##さらに補足

3.0以降は以下の記述が推奨されています。

 →  または 
 → 
 → 

関連リンク

テンプレートタグ/bloginfo – WordPress Codex 日本語版

コード記載例:(URLがhttps://mypacecreator.net で、mypace_customテーマを使用した場合)

//現在の推奨
<img src="<?php echo esc_url( get_template_directory_uri() ); ?>/img/header.jpg" />
 
//以前の書き方
<img src="<?php bloginfo('template_url'); ?>/img/header.jpg" />


出力後:

<img src="https://mypacecreator.net/wp-content/mypace_custom/img/header.jpg" />

ここが通常のコーディングとWPテーマのコーディングの違いですね。
まぁ、最初から絶対パスで書いても一緒なんですけど。

あと、bloginfo(‘stylesheet_url’) はそのテーマのstyle.cssへのパスを出力します。

記述例:

<link rel="stylesheet" href="<?php echo esc_url ( get_styleseet_directory_uri() ); ?>" />
 
//以前の書き方
<link rel="stylesheet" href="<?php bloginfo('stylesheet_url'); ?>" />

と、

<link rel="stylesheet" href="<?php echo get_template_directory_uri(); ?>/style.css" />
 
//以前の書き方
<link rel="stylesheet" href="<?php bloginfo('template_url')/style.css; ?>" />

はどちらも

<link rel="stylesheet" href="https://mypacecreator.net/wp-content/mypace_custom/style.css" />

を出力します。

※CSSファイルは2015年1月現在、wp_enqueue_style関数を使って出力することが推奨されています。